品質と安全が第一
食卓に鶏肉が並ぶ光景が「当たり前」であり続けるために、
鶏肉となるブロイラーひなの安定供給を行っています。
また、国産鶏種の生産・普及にも取組んでいます。
品質と安全を第一に考慮し、健康で品質の高いひなを全国に安定供給しています。長年の経験を存分に活かした品質管理技術を確立し、ひなを最高の状態で生産農家にお届けしてきました。
北は青森から、南は鹿児島までの各産地にある孵卵場や農場の情報、そしてこれまで培ってきたノウハウを共有し、気候や飼養条件が全く違う、各産地に合ったひなの孵化方法や飼養方法を日々研究しています。
分散化による防疫を目指すとともに、国産鶏種の開発はもちろん、ひなの提供から飼養機材に至るまで、イシイは常に生産農家をサポート。誰もが安心できるブロイラーひなを提供し続けていきます。
ブロイラーひなの出荷まで
1、種鶏場
よりよいヒヨコはタマゴから。
種鶏とはブロイラー(肉用鶏)を生産するための鶏のことで、通常、ブロイラーひなの親世代を種鶏(PS:ペアレントストック)、その親世代を原種鶏(GP:グランドペアレント)、そのまた親世代を原原種鶏(GGP:グレートグランドペアレント)といいます。
※鶏は増殖性に優れているため、1世代(1年間)で原種鶏から種鶏の段階で約50倍、種鶏からブロイラー(肉用鶏)の段階で約135倍に増えます。
イシイの種鶏場ではブロイラー(肉用鶏)の種鶏(PS)と原種鶏(GP※国産鶏種のみ)を育てています。
種鶏場は、北は青森県から南は鹿児島県まで全国に展開しており、異なる気候や飼養条件の中、夏場・冬場の管理方法について情報を共有し、より良い種鶏管理に努めています。
種鶏のひなを仕入れ
種鶏のひなを仕入れ
種鶏場(育成農場)
約20週まで飼養。
適正な飼養(エサ、水、鶏舎温度等)
プログラムに沿ったワクチン接種
種鶏場(成鶏農場)
約20週~約64週まで飼養。
1日4回以上集卵し、集めた種卵を
孵卵場へ出荷
2、孵卵場
長年の孵卵技術で品質安定。
当社の種鶏場では、チャンキー、ハバードカラー、国産鶏種「たつの」「はりま」を飼養しており、採取した種卵が孵卵場に運ばれてきます。
孵卵場は岩手県、栃木県、大分県、鹿児島県に展開しています。孵卵開始から19日目に一度孵卵器から種卵を出し、病気に対する免疫力を高めるためにワクチン卵内接種機(イノボジェクトシステム)でワクチン接種を行います。そして21日目に孵化したひなを、農場へ出荷します。
孵卵場
種鶏場(成鶏農場)から運ばれた種卵を孵化させ、ブロイラーひなを出荷
孵卵器に入れ、21日間適正な温度・湿度で管理